架空鉄道・安倍鉄道  
企業情報 IR情報・電子公告 社会・環境活動 お問い合わせ 採用情報 安倍鉄道グループ
車両の紹介 
ホーム > 車両の紹介 > 700系  
700系電車
700 Series electric car


登場時の姿


現存する706編成は、FS40空気バネ台車への交換や床置きクーラーでの冷房化が施工された

製造初年月 1960年6月
製造終了年月 1964年3月
駆動方式 釣り掛け式
制御方式 抵抗制御
ブレーキ方式 SME非常弁付直通空気ブレーキ
保安装置 単変周点制御式ATS
車体 普通鋼製
座席 ロングシート
製造両数 12両(現存2両)
配置車両区 福田ヶ谷

乗客サービス改善をはかるため、戦前から終戦直後にかけて作られた車両の下回りや手持ちの機器に新造車体を組み合わせて作られた車両です。牛妻方に制御電動車(デハ700形)、静岡方に制御車(クハ750形)の2両固定編成を組みます。
全鋼製車体と両開きドアの初採用、当時最新の地下鉄車両を意識したデザインなどで都市鉄道への脱皮をアピールし、1964年の東海道新幹線開通までに戦前製の車体は一掃され、安倍鉄道のイメージアップに大きく貢献しました。
しかし、1980年代になって県内の他私鉄やJRが高性能車や冷房車の導入を進める中、冷房がないことや下回りが釣り掛け式で古いことから乗客の評判も下がりつつありました。1983年の静岡駅地下化の際に新車ないし比較的新しめの譲渡車(当時でいうと東急5000系あたりの初期の高性能車か)の導入が噂されたものの、幸か不幸か地下鉄車両並みの仕様が災いしてしまい(?)車両置き換えの必要はなくなり(資金難だったという噂もあり)、小規模な改造だけで地下化を乗り切りました。のちに4両が冷房改造(同時に、西武の廃車発生品のFS40空気バネ台車に交換)されたものの、それ以外は特に改良もないまま 1999年の1000系導入まで全車両が生き延びました。
現在残る2両は営業運転には使用しておらず、事業用・入換用となっています。


車両紹介一覧に戻る
ホームに戻る
架空世界&架空鉄道
All Rights Reserved, Copyright Abe Railways Co.,Ltd.
inserted by FC2 system