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Vol.50 寝台特急「あけぼの」で行く青森・秋田旅行記 | 2013年11月20日 | ||||||||||
次のダイヤ改正で廃止が予定されている寝台特急「あけぼの」などを利用して、青森と秋田を旅してきました。
列車は高崎線、上越線経由で北上し、大宮、高崎と停車しました。23時頃に高崎を過ぎたあたりで寝て、前日夜勤であまり寝ていなかったこともあってぐっすりと寝られ、目覚めたのは朝6時頃の羽後本荘発車時でした。その後はあまり寝られないまま秋田到着前の車内放送再開の時間が来てしまいました。
八甲田丸は、グリーン船室の座席や寝台船室、船長室をはじめとする乗組員室、実際に郵便荷物車スユニ50などが積まれている船底にある車両格納庫など、 非常に見ごたえがありました。
飲んだり食べ終えた後は、まっすぐホテルに戻りましたが、途中の道中に運転代行の車が非常に多かったのが印象的でした。東京近辺だとあまり見かけませんが、車社会であろう秋田にはタクシー並みに多くいて、路地裏に列をなしていました。 ホテルに戻ってからは、ほぼ1日列車に揺られた疲れもあって早めに寝ました。 行く前は、旅を利用して実地視察をして旧・秋田市電(秋田駅前〜土崎)をベースにした架鉄でも新しく作ってみようかと鼻息を荒げていたのですが、秋田の町が極度の車社会である現実を目の当たりにしたことや、廃止から40数年が経過して遺構が残っていないばかりか街中に記念碑すら残っていなく、ネットに上げられた資料も少なく、完全に忘れ去られてしまっているようなので何もできず、当面は断念せざるを得なくなりました。 3日目は、秋田市内散策をし、秋田藩主佐竹氏の居城だった久保田城跡の千秋公園と御隅櫓をはじめとする公園内の各施設、旧秋田銀行本店を保存している「赤れんが郷土館」、 竿燈まつりの竿燈を持ち上げる実演が行われていた秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)と併設の江戸時代の古民家旧金子家住宅などを見学。 ねぶり流し館では、実演終了後に実際に竿燈に触れることもでき、持ってみないか?と言われたので実際に持ち上げてみましたが、かなり重かったです。 こんなのを小中学生も持ち上げるというのだから驚きです。こういうのを見ると、毎年8月に行われる本物の竿燈まつりも見てみたくなりますね。
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Vol.49 夜行列車廃止ラッシュにNO! | 2013年11月7日 |
写真は、2008年2月5日に上野駅で撮影したものです。当時は全区間EF81牽引でしたが、現在は上野〜長岡間がEF64-1000番台の牽引となっています。 上野と青森を日本海側経由で結ぶ寝台特急「あけぼの」。東北新幹線や秋田新幹線などのスピードアップや、使用している車両の老朽化など様々な要因から、 以前から廃止の可能性を想定はしていましたが、11月2日朝のネットニュースで廃止になることを知って非常に残念に思っています。 そして、その数日後のこの記事を書いている最中には、2015年度の北海道新幹線開業までに「北斗星」や「カシオペア」、「トワイライトエクスプレス」の 廃止が検討されていることも発表されてしまいました。 架空鉄道「燦柊浪漫鉄道」に旧国鉄風の夜行列車ネットワークを設定しているような夜行列車好きの私にとっては、 非常に我慢ならない出来事であるのは言うまでもありません。 今回のトップを切って廃止になる「あけぼの」は、新幹線の通らない日本海側の都市を中心に根強い需要があり、先日も平日の朝に上り列車を見かけましたが、 決して空気輸送状態なんかではなく、そこそこの乗車率でした。昨年から今年にかけての年末年始には、583系使用の臨時あけぼの81号、82号が 運行されたのも記憶に新しいところですね。それだけ需要があるのに廃止は少々納得が行かない気もしますし、 新幹線がスピードアップしても夜行バスが相変わらず好調なのを見ると夜行で移動するという需要は決して少なくないと思うだけに、 JRは存続の努力を怠っているのではと思いたくもなります。 あけぼのに関しては、一時期は新車導入の噂もあり、新型車両は高速バスなどとの対抗上、B寝台よりもかなり安い料金で利用できる「ゴロンとシート」ないし、 かつての「なは」や「あかつき」に存在したレガートシートのような高速バス風座席車を中心にしたりすればいいのではとか、 現在のニーズを考えると寝台車は個室メインがいいのではとか、現在のニーズに応えて各寝台及び座席にはコンセントの設置を望みたい (ちなみに、北斗星に使われている24系のソロは、室内にコンセントの設置がありませんでした。)など、どんな新車がいいか 私も色々妄想していましたが、これも叶わぬ夢となってしまったわけですね。 かつて東北地方に向けては、関東からも関西からも様々なブルートレインが走っていて、さらに昔だと夜行急行も沢山ありましたが、この廃止で東北地方を起終点とする夜行列車がすべて廃止されることになります。 廃止は非常に残念ではありますが、乗れなくなるのであれば、廃止前に乗りに行かなくてはと思っております。 カレンダー通りに休めない職業柄、廃止直前にまとまった休みが取れる保証がないのと、冬季は悪天候による運休が多く、せっかくチケットが取れても 運休で乗れなくなるリスクを考えると、「いつ乗るの!?今でしょ!」という心境であり、早速ではありますが、近日中の連休を利用して乗りに行くことに しました。ついでに、通過したことしかない青森県と、足を踏み入れたことのない秋田県をこの機会に旅してみます。 特に秋田市内には、旧・秋田市電(秋田駅前〜土崎)という私のような架鉄屋の心をくすぐる廃線もあるので、これについても色々勉強してみようと思います。 この旅の模様につきましては、次回のコラムでもお伝えできるかと思いますので、よろしくお願いします。 |
Vol.48 沙白浪漫自動車にも導入したい | 2013年10月19日 |
今は沙白浪漫自動車のタクシーに関する設定は保留というか消滅状態になっていますが、 これを見て久々にタクシーに関する設定をやってみたくなりました。 先日、銀座の日産ギャラリーに行ったら、ミニバンの「NV200」(日本名はNV200バネット)のニューヨークタクシー「イエローキャブ」仕様が展示されていました。 NV200というと、ワゴン仕様とそれをベースにしたタクシー仕様も一応あるけど日本では商用バンのイメージが強いですが、 アメリカでは安全性や居住性などが認められ、2011年5月3日にアメリカ・ニューヨーク市のタクシーの次世代標準機種に選出されたとのことです。 それまで16車種を使用していたニューヨーク市の13,237台が2013年から2018年までに順次NV200に入れ替わるという独占契約だそうです。 タクシー仕様のため色々と手が加えられているようで、全幅は日本のものよりやや大きく(日本で言うと3ナンバーサイズ)、 後部座席にクーラーの吹き出し口やTVやUSBソケットがついたり、バックドアが日本では一般的な跳ね上げ式ではなく観音開きだったりと日本のものとは だいぶ仕様が異なります。また、日本のタクシーとは異なり、前後の座席間は完全に透明のパネルで仕切られています(アメリカだけにおそらく防弾仕様 でしょう)。未来のタクシーかと思わせるモーターショーのコンセプトカーのような内装ですが、運行開始は今月末と、もう間もなくだそうです。 このNYタクシー仕様を、沙白浪漫自動車など燦柊連邦共和国のタクシーとしても採用して、弥風の街中などを走らせてみたくなったのは、言うまでもありません。 |
Vol.47 伊勢神宮とリニア・鉄道館の旅 | 2013年9月20日 | ||||||||||||||||
先日の休みは、式年遷宮で観光客が多く訪れている伊勢神宮と、オープンから2年経った今も根強い人気を誇るリニア・鉄道館を旅してきました。 今回は、架空鉄道に関する実地視察などは特にしない予定でしたが、伊勢神宮で路面電車の三重交通神都線(1961年廃止)の存在を知って、これを基にした 架空鉄道をやってみたくなったり、リニア・鉄道館で色々な展示車両を見て、自分の架空鉄道の参考にしようとしたりと、架鉄分の補給にもなった旅でした。
正宮を見終えてからは、下御井神社、風宮、土宮、多賀宮、御厩、まがたま池を見て、せんぐう館に入りました。せんぐう館は入館料がかかりますが、伊勢神宮の歴史や概要、式年遷宮とは何かなどを詳細かつ分かりやすく説明していて、金額以上に見応えがありました。
ここでは、バイクであちこち旅して駆け回っているライダーだったり、日本を旅するスペイン人だったりと色々な人の話を聞くことができて、なかなか楽しい夜を過ごすことができました。
金城ふ頭で下車すると駅のすぐそばにリニア・鉄道館はあります。日曜ということでそれなりの混雑は覚悟していましたが、チケットを買うのも行列に並ぶほどの予想外の混雑でした。
途中、掛川SAと海老名SAで休憩があり、新宿にはほぼ定刻通りに到着しました。 |
Vol.46 架空鉄道ミーティング2013夏 | 2013年8月20日 | ||||||||||
架空鉄道ミーティングに参加してきました。今回は東武東上線及び越生線の乗車と沿線の街歩きで、まずは池袋駅東武東上線改札口に集合してスタート。
今回は東上線及び越生線が乗り放題となる「東上線1日フリー乗車券」を利用しました。値段が1720円なのは、東武鉄道の往年の特急車1720系にちなんだものかと思ったのですが、単純に池袋から寄居までの往復運賃と同額なだけでした。 最初は各駅停車で1駅先の北池袋で下車。乗った車両は元々伊勢崎線系統で半蔵門線直通用に使われていた30000系でした。数年前の東上線への電撃移籍は衝撃的でしたが、その後他の編成も相次いで移籍したため、今では東上線でも珍しい存在ではなくなってきています。
朝霞では駅前にある本田美奈子記念碑を見ました。なぜここに記念碑があるのかというと、朝霞は本田美奈子が短い人生の大半を過ごした場所だからだそうです。記念碑にはボタンを押すと音楽が流れる仕掛けもあり、「新世界」が流れます。私にとっては同じ曲で歌詞が異なる「遠き山に日は落ちて」のイメージが強いのですが、いい曲であることには変わりありませんね。
食べ終えた後はイトーヨーカドーで小休止して、みんなでポッポのメガポテトをつまんだ後、東上線と越生線の分岐部にある貨物線廃線跡を見てから、越生線に乗車。 越生線ではまず越生まで全区間乗車した後、折り返してきて西大家で下車しました。有人駅ですが小さな駅で、ホームは1線しかありません。また、駅前に周辺地図があったのですが、それを見ると、日高市と鶴ヶ島市が市制施行前で、まだ町だった頃のものでした(ちなみに、駅の所在地は坂戸市ですが、鶴ヶ島&日高市はここから近いです)。また、駅のそばにはジャンプして越えられる程度の幅の水路が横切っていましたが、そんな小さな水路にもきちんと鉄橋が架かっているのが印象的でした。
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