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架鉄コラムシフト

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Vol.90 東武鉄道がSLを復活へ。 2015年8月19日
先日、東武が2017年度に約50年ぶりにSLの復活運転を計画しているという仰天ニュースが飛び込んできましたね。そんな訳で、先日は東武博物館にSLについての調べ物をしに行ってきました。
今回の発表で東武博物館の展示に何らかの動きがあるかもと思って行ったのですが、今のところは特に動きはありませんでした。しかし、開業以来60年以上にわたって運転されていたSLとその歴史について色々と調べることができました。
5号蒸気機関車 東武の発表によると、JR北海道が所有するC11-207を借り受けて運転する予定で、大手私鉄のSL復活運転は初めてということで、当然ながら期待する声が非常に多いですが、 東武といえば英国ベヤーピーコック製など国鉄型とは一味違うオリジナルのSLを多数所有していただけに、鉄道ファンの間では何故ピーコックなど東武オリジナルのSLじゃないのだという声も出ていましたね。 (現存する静態保存のSLは、いずれも製造から100年以上だけに、いざ復活させるとなると、これまでのSL以上に莫大な金額がかかりそうですが。)
あと、C11は短距離運転を考慮してバック運転がしやすい構造になっており、転車台を作る必要がなさそうなので、そういう点でC11が選ばれた可能性もありそうです。
しかし、C11が東武に全く無縁であったかというとそうではなく、東武も実は「C11 2」というC11の同型機を1両だけ所有していたことがあったそうです。ネットで調べると、「C11の2号機は東武が所有していた」という記事を多数見かけますが、1945年製でC11の中では新しいほうなので、国鉄のC11 2とは全く別物のようです。あと何故「C11 1」が存在しないのかも不思議ですね。実車は残念ながら現存しませんが、東武博物館にナンバープレートだけ保存されています。博物館の解説文によると、このC11 2は東武のSLで最もパワーがあったそうです。
また、現在客車を所有しない東武が客車をどうするのかというのも興味深いです。客車もJR北海道から借りるのか、あるいは他社(例えばJR東日本など)から借りたり譲り受けるのか、自社の電車を改造するのかなど、非常に気になるところですが、パワー不足を補うために気動車を客車代わりに使った釜石線のSL銀河の前例を見ると、500系登場で余剰になる可能性が高い300系か、そろそろ後継車の登場が予想される6050系あたりを改造して客車代わりにするのも考えられそうです。
あと、これはあくまで私の妄想に過ぎませんが、SLの運行予定区間が下今市〜鬼怒川温泉と短すぎて物足りないのと、東武が電気機関車を多数所有していたことから、ついでに貨物列車の牽引に使われていたこのELも復活させたら面白いのにと考えました。 ELなら静態保存機もいくらかあるし、最後のELのED5080形の中古車が三岐鉄道で現役なだけにメンテナンスの問題も少ないでしょう。
下今市〜鬼怒川温泉はSL牽引で下今市以南をEL牽引という列車を走らせたら面白いのではないでしょうか。機回しの問題がありますが、浅草でできないのだったら北千住発着でもいいと思います。

ED5015
また、こういうのを見ていると、東武的な要素を一部取り入れている架空鉄道・燦柊浪漫鉄道でも、こういった列車を走らせてみたくなりますが、 燦柊浪漫鉄道のSLに関する設定は、現在未完成というかまるっきり空白の状態であり、これを何とかしなければなりませんね。

Vol.89 世界一周ナイト8〜世界の鉄道旅行スペシャル 2015年8月3日
お台場の観覧車下にある東京カルチャーカルチャーで開催されたトークライブ形式のイベント「世界一周ナイト8〜世界の鉄道旅行スペシャル」に行ってきました。 会場入りすると、30分前ではありますがかなり人が集まっていて、一番前の見やすい場所は埋まっていましたが、何とかステージを見やすい場所に席を確保しました。
世界一周駅弁 そして、今回のイベント限定の特別メニュー「世界一周駅弁」を数量限定1000円で売っていることが案内されていたので、早速これを買いました。
テレビ東京「男子ごはん」のフードコーディネーターで活躍する有名料理研究家・下条美緒氏の監修によって作られた弁当で、世界一周の名の通り世界中の料理が詰まっていて、トルコのドルマ(ピーマンの肉詰め)、 イタリアのズッキーニとジェノベーゼのパスタ、タイのソムタム(青パパイヤのサラダ)ベトナムの生春巻き、日本のゴーヤチャンプルーなど、実に14ヶ国分のメニューが入っていて、 普通だったら1000円ではまず食べられなそうなボリュームとクオリティーに満足しました。
そして、18時にイベント開幕。まず最初は世界一周についての話でスタート。 世界一周旅行のやり方などについての話があり、世界的なホテルグループのフォーシーズンズが導入したプライベートジェットによる世界一周旅行の紹介などがありました。 フォーシーズンズの飛行機は豪華でした。全席がビジネスクラス以上の座席で、こんな飛行機で世界一周できたらと憧れるのは言うまでもありませんが、料金も約1500万円と非常に高額でした。逆に、毎年の旅行でこまめにマイルをためて、それで安く世界一周をするという方法も紹介されていました。これだと一般人でも世界一周はできないことではないようですね。
その後は、「女一匹シベリア鉄道の旅」という本の著者・織田博子氏によるシベリア鉄道の旅についての話、facebookの「海外鉄道倶楽部」 の管理人・近藤昭秀氏による話、BS−TBS番組「世界一周 魅惑の鉄道紀行」演出プロデューサーによる話がありました。
ここでは、海外の鉄道についての色々な話があり、世界の特急列車、インドの ダージリン・ヒマラヤ鉄道や メキシコのチワワ太平洋鉄道などの世界遺産や名所を巡る観光鉄道など、様々な鉄道の紹介がありました。 この中でモスクワ地下鉄の紹介がありましたが、駅の造りが美術館とか遺跡を思わせるように物凄く立派なのに驚きました。その一方で車両はかなり古いそうで、 昔の銀座線みたいに駅入線時など電気の切り換わり時に車内が一瞬真っ暗になる仕様の車両が現役なのだそうです。 また、オーストラリアの「インディアンパシフィック」、南アフリカの「ブルートレイン」など世界の人気豪華列車を乗り継いでの世界一周プランの紹介もありました。
また、書籍販売も行なっていて途中の休憩時間と終了後に販売が行われたので、大きな猫みたいな人も買っていた「人気鉄道でめぐる世界遺産」という本と、「不思議列車がアジアを走る」という本の2つを買いました。
鉄道で行く世界遺産めぐりというのはなかなか面白そうですが、いざ行くとなると私には大きな出費になりそうです。 また、「不思議列車がアジアを走る」という本は、インドネシアで旧営団5000系に乗るなど、インドネシアのKRL-JABOTABEK(ジャボタベック鉄道)で活躍する日本の中古電車の項や、 近年日本でも人気が高まっている台湾のローカル線に関する紹介などもあって、なかなか面白いです。
世界一周ナイトで販売の書籍
終了後は会場そのままで2次会になり、体調が優れないながらも参加してしまいました。2次会では、参加者同士の交流や、本編で話し切れなかった話があったり、スタッフの人が持ってきた海外の乗車券などを見たりして、また楽しめました。 また、海外の鉄道事情についてより深く掘り下げた話を聞くことができたり、実際に海外で鉄道旅行をした人の話は、海外の架空の土地をベースにした架空鉄道・燦柊浪漫鉄道の設定を充実させる上での 参考にもなりました。例えば、国によっては1等車乗客用のラウンジを設置している駅があるそうで、こういうのを自分の架鉄にも取り入れてみようかと思ったりもしました。
非常に充実したイベントだっただけに、またこのようなイベントがあれば、ぜひ参加したいです。

Vol.88 架鉄グッズを作りたい 2015年7月21日
長野電鉄2000系七味唐辛子

先日、餃子の店で一人飲みをしている最中に思いついたことがあります。
飲みながら餃子を食べていたら、カウンターの私の席の前に置いてある七味唐辛子が、なんと長野電鉄2000系ラストラン記念缶でした。これは何だと思い調べたところ、 長野の老舗七味唐辛子店(株)八幡屋礒五郎が、2006年より毎年デザインを変えて出しているイヤーモデル缶の 2012年版だったようです。また、調べていたらこの会社では、蓋に好みのデザインを印刷するオリジナル七味缶「アニバーサリー缶」というのを作ってくれるそうで、 結婚式で配布したりゴルフコンペの景品にするなどイベントの記念品などとして使われて好評を博しているそうです。
オリジナルデザインのパッケージの商品を作ってくれるといえば、チロルチョコの「デコチョコ」も有名ですが、こういうサービスを利用して自分の架鉄のオフィシャル風グッズを作ってみるのも面白いかも?なんて ふと思いました。例えば、燦柊浪漫鉄道の車両のイラストが入った七味唐辛子缶やチロルチョコなんてのがあったら、面白いのではないかと思いました。 いずれもまとまった個数でないと作れないとはいえ、単価はそれほど高くないので、結構簡単に作れるはずです。もしかしたら、既に作ったことがあるという人もいるかもしれませんよね。 読者の方で作ったことがあるという方いましたら、参考までに教えていただけると幸いです。


Vol.87 日比谷線、東武スカイツリーラインの新車 2015年7月4日
東武70000系

東京メトロと東武鉄道、日比谷線の新型車両は共通仕様に
http://response.jp/article/2015/06/17/253648.html

車体長が18mから20mになり、形式は東京メトロが13000系、東武鉄道が70000系で、2016年度から2019年度にかけて導入されるとのことです。 操舵台車の採用や車内のLCDが3画面になるなど、目新しい装備を満載した車両だけに、今から登場が楽しみなのは言うまでもありません。
燦柊浪漫鉄道では、日比谷線と東武スカイツリーラインの直通運転を真似て、弥風地下鉄1号東方線⇔燦柊浪漫鉄道木樽線に18m規格の車両を走らせていますが、 燦柊浪漫鉄道の直通用車両322系(サイリスタチョッパ制御車)が製造初年1978年で、更新修繕工事を行なっているとはいえ置き換え時期を迎えていることから、これにも少なからず影響を与えそうです。
ただ、架空鉄道のほうは、弥風地下鉄車両が既に2005年から18m規格のままで車両の置き換えが始まっている、 燦柊浪漫鉄道にも2007年製と新しい18mの特急型車両ARS7系「Next Boy Malibu」(将来のホームドア設置を考慮し、両端のドア位置を通勤型電車に合わせている)が存在する、日比谷線のような5ドア車は存在しないので 地下鉄線内だけなら18mのままでもホームドアに対応可能であるなどの理由から、日比谷線のように20m化は行わない方向で考えています。
とはいえ、3画面LCDの採用やその他新技術は関心があるので、こういうのを新型車両を企画する際に参考にさせていただく可能性は大いにありそうです。

Vol.86 架鉄屋ゆえに見てしまった(?)不思議な夢(その12) 2015年6月13日
京成バスの連節バス
先日は仕事から帰った後、気が付いたら寝落ちしてしまったのですが、翌朝は変な夢を見て、早くに目が覚めました。ある人と虎ノ門ヒルズに行き、そこから築地方面に向かって 環二通りの 虎ノ門ヒルズ下のトンネルを経由するバスに乗る夢だったのですが、 都営バスなのに連節バスのメルセデスベンツ・シターロGでした。 そして、バスの車内で私はどういう訳か彼女の名前をしつこく連呼していました。
虎ノ門ヒルズ下のトンネルは仕事で車に乗って何度か通ったことがあるので、その影響かもしれませんが、2020年東京オリンピックに合わせて、虎ノ門ヒルズ(計画中の日比谷線新駅及びバスターミナル) から築地などを経由して臨海地区に行くBRT(バス高速輸送システム)が計画されているそうなので、それが夢に出てきてしまったようです。
また、何故か音楽付きの夢で、最近J-WAVEで頻繁に流れているB'zの新曲「RED」が流れていました。この曲は、アメリカ大リーグから帰国した広島カープの黒田博樹投手の登場曲に使われているそうですが、 問題の人も広島出身なので、何か不思議なものを感じました。
その翌日には、ノートに書かれた手書きの時刻表を見ている夢を見ました。手書きの時刻表は、JR時刻表みたいなきちんとした様式で書いてあるのですが、時刻表の駅名や列車名は全てカタカナ語であることから、海外の鉄道、あるいは架空鉄道のようです。 また、列車の内容についても明記されていて、私が追っていた列車のところの一番上には、「客車12両」と書いてありました。
この夢もまた音楽付きの夢で、今度はサッカー中継のテーマソングでおなじみのサラ・ブライトマン「A question of honor」が流れていました。 前の晩にサッカー中継を見たわけでもないのに、なぜこの音楽が流れていたのかは不明です。

夢占いのサイトで占ってみたところ、次のような結果が出ました。
http://yumekarte.jp/

この夢は、不満やストレスなどマイナスな思いを表します。

あなたの心の中には、消化されていないマイナスの要素が溜まっている状態です。
それらは、日常の生活の中で生み出される不満や愚痴、怒りや焦りといった
心に負担をかけるもののようです。
また、疲れやストレスなどから引き起こされているのかもしれません。
吐き出そうとしても、うまく消化されずにいるのでしょう。
普段はあまり意識しなくても、潜在意識の中ではかなりの負担となっています。
無理をしていませんか?
頑張り過ぎということはありませんか?
あなたのマイナスの要因となるものは何でしょう?

普段の何気ない生活の中に何らかの原因があるはずです。
工夫して取り除けるものは排除してあげましょう。
休息や気分転換などを心がけ、心と体を休ませる何らかの対処が必要です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
だそうです。
診断結果は何となく当たっているような気がしますが、こういうネタは架空鉄道でぜひとも生かしてみたいものです。 連節バスの夢は、BRTなど架空バスのネタに、時刻表の夢は、そのうち作りたいと思っている燦柊浪漫鉄道の時刻表を作るときの参考にでもしてみようかと思っています。


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