COLUMN-SHIFT。それは空想すること。
COLUMN-SHIFT。それは新しく何かを生み出すこと。
COLUMN-SHIFT。それは本当は車のシフトレバーのこと・・・

架鉄コラムシフト

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Vol.10 デュアルモードビークル開発 2006年3月6日
線路も道路も走れる、夢のような乗り物としていま注目を集めているのが、「デュアルモードビークル」(DMV)。 JR北海道が開発を進めており、英国でも産学協同で同様の開発が進められるなど、軌道道路両用車への注目が高まっていますが、 燦柊浪漫鉄道もメーカーや学術機関と協同で開発を進めています。
プロジェクトチームの発足は2004年。開発パートナーである連邦鉄道幹部がJR北海道のDMVの存在を知り、 我々でも研究してみないかという意見が出されたのです。
研究予算の都合上、連邦鉄道単独での開発は難しいということで、他事業者やメーカーに共同開発相手を探し、 もちろん浪漫鉄道にも真っ先に誘いがありましたが、開発予算などの都合(実際には単に興味を示さなかっただけらしい)から 当初は参加を見送り、1年遅れで2005年に入ってからプロジェクトチームに参加しました。
まもなく完成する試作車は、26人乗りとJR北海道のものに比べて定員が多めで、超低床のオリジナル車体を架装したのが特徴です。 一見マイクロバスのように見えますが、ノンステップに拘ったところ動力伝達方式の開発が間に合わなくなり、無動力のトレーラーとなりました。 線路上は軌道モーターカーや他の車両による牽引、道路上は作業車改造の牽引車による牽引で走行します。
トレーラー式だと、実際の営業運転時に想定されるワンマン運行に対応できないという問題点があることから、 自走タイプの開発も現在進めており、その試作は来年度を予定しています。

DMV試作車

Vol.9 安倍鉄道ダイヤ 2006年1月23日
このたび、安倍鉄道の列車ダイヤ作成がほぼ完了いたしました。
運用本数は朝夕最大7運用、日中5運用。1時間当たり列車運転本数は朝夕9本、日中6本で、日中は、30分サイクルに急行1本、普通(牛妻折返)1本、 普通(福田ヶ谷折返)1本のパターンダイヤとなります。静岡〜牛妻間の所要時間は、福田ヶ谷〜牛妻の単線区間での交換待ち(門屋ないし中澤で交換) が1分以内の場合、急行18分、普通21分となります。

日中の普通電車運転間隔は13〜17分間隔で、周辺の東海道本線の10分間隔や静岡鉄道の6分間隔と比べてしまうとどうしても見劣りしてしまいますが、 沿線規模を考えるとこれくらいが妥当ではないかと思います。
ちなみに、実際にこの地区を走っているバスの本数は牛妻〜新静岡が日中1時間当たり2〜4本、松富〜新静岡が同5本程度となります。
もちろん、将来予定されている全線複線化時(完成時期未定)にはさらに増発する方向でいますが。
静岡発の終電は0時16分発と遅めに設定し、浜松方面からの東海道線終電(0時9分着)に接続するのが特徴です。
今後全駅の時刻表を作成していく予定ですが、まず第一弾として静岡駅時刻表を発表いたします。



Vol.8 非電化区間での新しい動力 2005年7月27日
昨今の石油供給不安は、ディーゼル車を多数抱える燦柊浪漫鉄道においても深刻な問題といえます。 また、私自身も石油は無限にあるものではないという認識を持っており、 温室効果ガス削減などの環境問題も合わせると、鉄道でも早いうちに、ディーゼルに替わる新しい動力を積んだ車両が 登場することが待たれます。
そんなわけで、燦柊浪漫鉄道の開発部門でも他社やメーカーと共同で今年度より、ディーゼルに替わる方式として、 代替燃料、ハイブリッド、燃料電池の研究開発に着手しました。
まずは2年以内を目標にハイブリッドの試験車を登場させる方向で開発がスタートしました。 JR東日本のNEトレインのようなものになるかと思われますが、試験走行を経て営業列車での試験も行なう予定なので、 乗客を乗せることの出来る車両になります。
その後も、数年以内に代替燃料車(おそらくCNGになる)を登場させ、ハイブリッド車同様の実車試験を行なう構想です。
二酸化炭素を出さない究極の動力といえる燃料電池車については、動力として実用化の目処はついたものの、 燃料の搭載方法や製造コストなど実現に向けての課題が非常に多く、実車の登場までにはまだかなりの時間がかかると思われます。

Vol.7 小田急ロマンスカーが千代田線に乗り入れ 2005年5月18日
2008年度より小田急ロマンスカーが千代田線に乗り入れるそうです。
何だか最近は、東武スペーシアの新宿乗り入れ、新京成と京成千葉線の直通運転、相鉄のJR都心方面直通構想、 西武&JRの大宮〜西武球場前直通構想など、架空鉄道や鉄道評論家の著書の中くらいでしか考えられなかったことが相次いで浮上しているから驚きます。
綾瀬発箱根湯本行きとかに期待していたのですが、どうやら夕方〜夜間に湯島発町田・相模大野方面行きを運転とのことなので、 あくまで都心からベッドタウンまでの通勤ライナー的な列車のようです。
車両は乗り入れ対応のものを新造するとのことですが、おそらくEXEみたいな展望なしボギー車でしょう。 しかも、東京メトロも特急車を製造するみたいなことが書かれていました。
箱根まで行く列車については触れられていませんが、現在も運転されている1000系の千代田線〜箱根・江ノ島方面行き臨時に同じ特急車を充当することで 設定される可能性はありそうです。
昨年、北千住から箱根湯本まで直通電車で乗り通したのですが、通勤車ゆえトイレがなく、終点近くで我慢大会状態となったことがあります。 どうせ乗り入れるなら、こういった列車に充当して欲しいものです。

こんなのが実現するとなれば、一部ファンの妄想に過ぎなかった東武スペーシアの半蔵門線経由渋谷乗り入れ、 京成スカイライナーの都営浅草線・京急乗り入れ(車両自体は既に乗り入れ準備ができていますが)とかも本当に有り得そうです。

Vol.6 夢に出てきた謎の東武車両 2005年4月17日
架空鉄道を考えている人なら、1度は夢に架空の車両が出てきたことがあるかもしれない。そんな私も変な夢を見てしまった。
夢の内容は次のとおり。

東武伊勢崎線で各駅停車を待っていたら、4両ダブルデッカー、2両平屋という車両が現れた。ダブルデッカーはJR215系そっくり、平屋車のほうは日本離れした外観で、入り口にステップがあり片開きドアが3か4でロングシート。外国風の電車が突然現れたのは、海外の鉄道に乗りたいと考えていて、その関係書やサイトを読みあさっていたせいなのかもしれない。
車両はダブルデッカー、シングルデッカーともにステンレス製で30000系などと同じ色のラインを纏っていた。全く形の異なる車両同士で固定編成を組んでいるところはまるでJR四国5000系だが、この車両もどうやら5000系というらしく、外国風の平屋車の貫通路上に「モハ5521」というプレートが掲出されていた。東武にはあの釣り掛け車の5000系があるから、「新5000系」あるいは「3代目5000系」ということになる。
ダブルデッカーの車内も見たかったし、このまま乗って行きたかったが、モハ5521なる車両に少し足を踏み入れただけで目が覚めてしまったのが非常に残念。 ちなみに、東武がらみの架空車両の夢だと、イギリスが誇るディーゼル特急「インターシティ125」そのものが浅草行きの表示を出して会津鉄道を走っている夢も見た。

こんな面白い架空車両が出てきてしまったら、架空鉄道のネタに活用しないという手はない。何か面白い活用方法がないか、ただいま検討中です。


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