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その3〜「中途採用」を沢山入れて若返りをはかりましょう!
2019年6月





スラウフキン市営地下鉄400系改め燦柊浪漫鉄道423系

現実の鉄道、例えばJRなどでもなかなか新型車両が入らない地域というのは少なくない。燦柊浪漫鉄道にもそういう地域があり、その一つが「木樽地区」である。
特に作松線の砂近〜木樽間は、他路線で主流の20m車が入線できず18m車限定ということもあってか置き換えが進まず、1990年代になってからも半鋼製車体の旧型電車や旧型電車の車体更新車(木造車由来の下回りを持つものもあった)が多く残っており、 乗り心地が悪いことに加え非冷房車であったため、乗客からの評判がいい訳などなかった。
80年代末頃に車体更新車ではあるが冷房車がようやく入るも旧型電車を一掃するほどの両数は入らず、1992年に下回りまで完全新製のVVVF車FA1系が突如入るも結局は数編成の導入に留まった。


弥風高速鉄道公団700系

そんな中、1993年に突如「弥風の地下鉄車両を燦柊浪漫鉄道に譲渡」というニュースが飛び込んできた。
当時、弥風高速鉄道公団1号東方線で老朽車両の置き換えが進められており、そこで使われていた700系があろうことか燦柊浪漫鉄道にやって来たのである。 地下鉄などの中古車両が地方の小私鉄に譲渡されるケースは多々あるも、燦柊浪漫鉄道がプライドを捨ててまで導入するとは一体何があったのかと騒がれたりもしたが、最終的に96年までに28両が入線し、2〜3両編成に組み替えて 冷房改造や下回りのVVVF化などの大改造を施した上で作松線の18m車限定区間での運用を開始した。
新車ではないものの内装は徹底的にリニューアルされたので同時期の新型車両と遜色ない設備になったので乗客からの評判も上々であったが、全28両の改造が完了した1996年末の時点でまだ旧型車が残っていた。


スラウフキン市営地下鉄400系

そして1999年。残る旧型車の置き換え用車両はまたしても新車ではなかった。今度は木樽から見て海の向こう側からやって来たのである。
海を挟んで対岸のアシュタキジア共和国スラウフキン(Srouvkin)市交通局から船で木樽港に20両の中古車両「400系」が到着。
こちらは第三軌条集電で電装品が直流825Vと燦柊浪漫鉄道の規格とは大きく異なるため、電装品の一新やパンタグラフ取り付けなど改造箇所は多岐にわたり、大改造の末に423系という新たな形式名を与えられて作松線などで運用を開始した。
これにより2000年3月までに旧型電車は一掃され、念願の冷房化率100%を達成したのであった。


数少ない新車として導入されたFA1系
他社からの編入車の324系50番台・423系ともFA1系と共通の機器に交換しているため、形式が異なっても併結は可能で、他形式2本併結の4両運転が日常的に行われている。





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