東京レトロ建築探訪記
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馬場家御師住宅



ビジターセンターにて 山頂駅から御岳神社までのハイキングコースに入る。
しばらくは森林の中を歩いてきたが、ビジターセンターのあたりから急に家が増えてきた。ハイキングコースを外れたのかと思うくらいにぎやかな町並みが続いていたが、これらの建物は宿坊つまり御岳神社参拝客向けの宿だ。
そんな宿坊群の中に茅葺き屋根の大きな旧家を発見。宿坊として使われ泊まることもできるそうだが、 入口の門構えといい、屋根に描かれた鶴の絵といい、並の家とは思えない荘厳な空気が漂っている。
これは馬場家御師住宅である。1866(慶応2)年に建てられ、甲斐武田家の家臣・馬場美濃守の末裔が代々守ってきた家とのこと。御岳山のガイドマップにその名は一切出てこないが、東京都重要文化財にも指定されていている由緒ある建物だった。
馬場家御師住宅正面
側面 馬場家御師住宅側面
鶴の絵が描かれた屋根 屋根
屏風と弓 玄関に鎮座する屏風と弓
バスケットのゴールもある広い庭 庭



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