和歌山・京都旅行記2007
2007年8月18〜20日


8月18日
22:30新宿西口。案内に書かれていた集合場所、新宿センタービル横の広場は地べたに座る若者で溢れかえっていた。 ここから出発するバスを待つ客であるが、こんな夜遅くに何十人もが地べたに座る光景は、知らない人が見れば異様な光景に違いない。
今回利用するのは、「格安夜行バス」と案内されているツアーバス。「ニセ高速バス」とか「脱法路線バス」などの悪名もあるが、 本当に安いだけに遠出するときにはよく使わせていただいていて、今回も格安であるという理由で使うことにした。
プラカードを持った係員のところで受付を済まし、指定された6号車を探すと、すぐ目の前に「WAKAYAMA」と書かれたバスを発見。 やはり6号車だったが、受付ホームページに出ていたバスとやけに仕様が異なるのが気になる。受付ホームページには外車のバスの写真が 掲載されていたが、このバスはありふれた国産車。リクライニング角度が浅く、最後部にトイレが設置された近距離高速バス仕様みたいな車両である。 誇大広告だと言いたいところだが、書かれていた「4列シート・トイレ付き」という仕様に変わりはないし、安いのだから文句は言えない。
22時50分、定刻どおりに新宿を出発し、すぐに首都高に入り次の乗車地である横浜駅に向かう。 都心環状線も横羽線も、夜だけに渋滞がなくスムーズ。半分くらい残っていた空席も横浜で埋まり満員となった。
いつものように、小音量で音楽を聴きながらしばしの眠りにつく。今回の選曲は、やなわらばー「いちごいちえ」「向日葵」。 心地よい沖縄調サウンドをBGMに、一路西を目指す。
休憩についての案内もなく横浜新道に入ると同時に車内の明かりが消された。 これまで乗ったことのあるツアーバスは「次の休憩は約2時間後です」など、大まかながら案内されていたのだが、 今回は全くそういう案内がなかった。トイレ付きバスなのでトイレの心配はいらないが、それでも最低限の案内はしたほうがいい。

8月19日
目が覚めると外は明るい。山に挟まれて細かいカーブが続いているから関ヶ原付近かと思ったら、「栗東」の標識が見えた。 JRAトレーニングセンターで知られる場所だけに、競馬にわずかでも関心がある人ならば間違いなく耳にした事がある滋賀県栗東市だ。 京都まであとわずかで、ついに関西入りしたのを実感。ほどなくして草津パーキングエリアに到着。
草津PAを出ると1時間もしないうちに高速を降り、カーテンを開けて外を見ると東京と同じような違うような町並みが広がっていて、 大阪市内入りしたとわかる。
大阪駅に停車した途端に大部分の乗客が降り、残った客は10人程度。ガラガラになったので窓側の空席に移り、ここからは車窓の景色を眺めながらの移動。 大阪駅を出るとすぐに阪神高速に入る。最初は東京の都心環状線みたいな道を走り、ユニバーサルスタジオ横にある巨大な港大橋を渡り、 関西空港方面へ向かう4号湾岸線を経由。しばらく大阪湾沿いを走り阪和自動車道に入る。和歌山県入りしたかと思うと30分ほどで和歌山駅前に到着。 9時半の到着予定時刻より1時間以上早くの到着となった。
最初の目的地は紀淡海峡に浮かぶ友ヶ島。JRと南海線を乗り継いで船着場のある加太に向かうため、バスを降りて早速改札をくぐった。 南海線に乗り換えるために和歌山市駅に向かう電車は2両編成の短い電車。市内のごく短い距離を短い電車が往復している路線は丸の内線や千代田線の支線、 東武大師線などでもおなじみだが、東京のそれと違い本数が少ない。 朝食をとりたいところだが、これを逃すと30分以上待たされ、そうなると船との接続も怪しくなるので、すかさず乗り込んだ。

和歌山〜和歌山市の電車

2駅先の和歌山市で南海本線・加太線に乗り換えて加太を目指す。本線と分かれる次の紀ノ川までだけが複線であとは単線というローカルムード漂う路線で、 海沿いを走るため海水浴客らしき姿も多く、そこそこの乗車率だ。
30分ほど揺られて加太に到着。港までは最低でも徒歩15分はかかりそうだが、道が分かりづらく歩いて行ったら9時の出航に間に合いそうもない。 駅前にタクシー会社があったので、やむなくタクシーを使うことにした。
タクシーに乗り5分ほどで港に到着。1メーターで行くかと思ったら、わずかの差でメーターが上がってしまったが、東京の初乗りより安かったのは有難い。 船着場には小型船が待っていて、乗り込むと数分で出航した。
これから向かう「友ヶ島」は正式には1つの島を指す名称ではない。地ノ島、神島、沖ノ島及び虎島の総称で、船が向かうのはその中心に位置する沖ノ島である。 大阪湾の入口ということもあって戦前は要塞の島として砲台などが設置され、その遺構を見ることができる。

赤レンガ造りの倉庫跡

下船してから遺構の点在するハイキングコースを歩いてみると、早速海の家の庭に赤レンガ造りの倉庫跡を見つけた。 さらに上に登っていくと第三砲台跡があり、その横には弾薬庫跡が広がっている。崖に沢山の窓があり、中は部屋がいくつもあって 巨大迷路のようになっている。この巨大迷路の中も探検してみたいところだったが、何も見えず懐中電灯がないと危険なので奥まで行くのは断念。 外はかなりの暑さだったが中は非常に涼しく気持ちがいい。アーチを描くレンガの天井はワインの貯蔵庫みたいな雰囲気だ。


第三砲台跡・弾薬庫


弾薬庫内部

2時間ほどかけて島を1周し船着場に戻り、友ヶ島を後にした。帰り道は加太の町を散策しながら駅に向かう。 ありふれた港町の風景だが、加太駅は大正14(1925)年築の和洋折衷建築で白塗りの壁や窓の形が美しく、かつての軍港の栄華を現在に伝えていた。


加太から折り返しの和歌山市行きに乗車し、来た道を戻り和歌山市で下車。次は和歌山電鉄貴志川線乗車を考えているため和歌山駅に再び向かうが、 本数の異常に少ないJRに対し、同じく和歌山市と和歌山の両駅間を結ぶバスが10分間隔で運転されていることを知り、今度はバスで和歌山駅に移動した。
和歌山からは今回の旅のメインイベントともいえる和歌山電鉄に乗車。7月末にデビューした「おもちゃ電車」の時刻を予め調べておき、ホームに辿り着くと 予定通り装飾を施した真っ赤な電車が待っていた。奇抜な外装に加え、おもちゃのショーケースやガチャガチャが置かれていたり木馬を模した座席がある 車内は、従来の電車の常識を覆すものといえよう。
全区間の乗車は明日まで取っておくこととし、取り敢えず途中の伊太祁曽(いだきそ)まで向かうことにした。


伊太祁曽駅は貴志川線のほぼ中間地点にある駅で、本社もここに置かれている。駅の窓口は和歌山電鉄グッズの売店も兼ねていて、 ここでいちご電車絵葉書を購入。
また、ただ降りるだけというのもつまらないので、駅から少し歩いたところにある伊太祁曽神社に行ってみることにした。 閑散としていたが、木の神・五十猛命(いたけるのみこと)を祀る紀伊国一ノ宮とされている由緒ある神社で、 参道は世界遺産に登録された熊野古道の一部でもある。今回は予定に組み入れていなかったが、またここに来る機会があったら、 今度は熊野古道を散策してみようと思っている。


帰りは、おもちゃ電車と並んで和歌山電鉄名物である「いちご電車」に乗車。苺の柄のシート地、木をふんだんに使った内装などは非常に個性的ではあるが、 最初に乗ったおもちゃ電車があまりに強烈過ぎたためか、おもちゃ電車ほどのサプライズがなかった。 せっかく乗るのであれば、まずこちらから乗っておくべきだったのかもしれない。


和歌山電鉄を乗り終えて、17時にホテルにチェックインした。和歌山城に近い中心街で、飲食店も多いから夕食には困らなそうだ。
しかも、ネットで調べた限り最安のホテルだったから、どうせボロいか素っ気ないビジネスホテルだろうと予想していたが、 比較的新しいし無料で使えるインターネットコーナーやマッサージチェアがあるなど、非常に設備が充実していたのは予想外だった。
部屋に荷物を置いて和歌山城付近を散策。また、この日はちょうど紀州よさこい祭りの期間中で、周辺の道路や広場で踊りの披露が行われていて、 和歌山城と合わせて楽しむことができた。1時間ほど散策し、最後に城壁の下の広場に設置されたステージを見ていると、 予報通り雷が鳴り始め雲行きが怪しくなってきたので、ホテルに戻ることにした。


和歌山といえばラーメン。暑い中食べるのはどうかと思ったが、せっかく来たからにはやはり食べなくては気が済まない。 という訳で、帰路にあった店に立ち寄ることにした。
和歌山ラーメンのスープは豚骨醤油がベース。薄すぎず濃すぎずで豚骨特有の臭さはない。 この店は雑誌にも掲載された有名店だが、派手な看板で客寄せをしたり、高くても買うという態度をとって値段を吊り上げたり ということはなく、純粋にラーメンの旨さを堪能できるところに好感が持てた。
汗をかきながらラーメンを食べ終え、外に出るとついに雨が降り始め、走ってホテルに戻り着く頃には雨は雷を伴って激しさを増していた。 寝る前に最上階のマッサージチェアで一日の疲れを癒し、この夜は眠りについた。

8月20日
6時半頃目覚め、テレビをつけると東京と同じ情報番組が放送されていた。唯一異なるのは画面右上に表示される天気予報。 京都、奈良といった具合に関西各地の天気が表示されているため、改めて自分が今、和歌山にいることを実感。
安いホテルながらバイキングの朝食付きで、最上階の食堂で朝食を済ませ9時過ぎにチェックアウトした。 ホテル前からバスに乗り和歌山駅に向かい、和歌山電鉄に乗車。再びおもちゃ電車に乗り、これで終点の貴志を目指す。 車内はやはり昨日と同様に子供連れで賑わっていて、テレビの取材も来ていた。関西のローカルニュースで今夜放送とのことだったが、 残念ながらどうしても見られそうもない時間帯の放送だった。
終点の貴志には20分程で到着。木造駅舎にホームが1つだけで、いかにもローカル私鉄の終着駅といった雰囲気の駅である。 そして改札には人間の駅員はいない。代わりにいるのが、今回の旅の主役の猫駅長こと「たま」である。


猫駅長は暑さのためか、寝ていてなかなか動こうとしなかったが、時々カメラに目を向けてきて、おかげでいいショットが撮れた。 一方、外には助役とされている猫も2匹いたが、ショーケースの下に入ったきりでなかなか出てきてもらえなかったのは残念である。
次いで、駅周辺を散策。猫駅長を飼っている商店以外に店はなく、これといった見所もないが、近くを流れる貴志川はそこそこの清流で、 バーベキューを楽しむ人が多く見受けられた。
30分後に来た次の電車で貴志を後にし、今度は大池遊園で下車。非常に小さな無人駅で近くには名前の通り大きい池があるが、 その周りには旅館1軒と釣り堀があるくらいで閑散としている。桜の名所とのことだから、春の桜の時期は全然違う賑わいなのかもしれない。 結局ここでは特に何も見ることなく、線路脇のキバナコスモスと電車だけを撮り、30分後の電車に乗車。


和歌山に戻ってからはJRに乗り換える。このまま和歌山だけを見るか、出発の数日前に急に行きたくなった京都にも行ってみるか最後まで迷った結果、 京都行きを決断。JRの紀州路快速・京橋行きに乗り大阪に向かうことにした。
大阪に行く電車にしては短い3両編成で、最初のうちは2〜3駅おきに停車を繰り返していたが、大阪府に入ってすぐの日根野で関西空港発の電車と合わさり 8両編成になると様相は一変。スピードもかなり上がり、あっという間に大阪環状線と合流する天王寺に到着。
天王寺から大阪までは環状線に合流するが、各路線が別々の線路を走る東京と異なり、線路が複線のみで環状線も奈良方面の電車も全て同じ線路を 走っている。同じ線路に色々な行き先の電車が走るのは、乗り換えが楽かもしれないが、慣れない人間には非常にややこしそうだ。 大阪からは京都線(東海道線)の新快速にて30分弱で京都に到着。


京都駅を降りてからまず西本願寺を見て、隣にある本願寺系列の龍谷大学の校舎を撮影。仏教系大学ながら洋風の近代建築を採用しているところが、 和風以外の建築も積極的に取り入れてきた本願寺らしい。


その後は堀川通と大宮通の脇道を歩きながら四条大宮に向かう。京都を歩くのは中学校の修学旅行以来だが、当時は有名な寺社ばかりに目が行って、 生活感漂う普通の、それでありながら京都ならではの町並みを見ることはなかったし、興味もなかった。 あれから10数年の時を経て、視点を変えて町を眺めてみると、また違った京都が見えてきた気がする。


裏通りを歩いて30分くらいで京福電鉄(嵐電)の四条大宮駅に到着。嵐電に乗るのも修学旅行以来であるが、今回急遽京都行きを決定したのはこれに乗る ためであった。ちょうど和歌山行きを決めたこの時期に、東映太秦映画村で開かれる「世界妖怪会議」の関連企画として、ブラックライトなどの演出を 施して妖怪コスチュームだと50円で乗れる臨時電車が運転された。


電車は外から見ると特製のヘッドマークが取り付けられている以外特に何もないが、一歩中に足を踏み入れると恐ろしい世界(?)。 カーテンは全て下ろされ、蛍光灯はブラックライトのカバーがかけられて薄暗くしてある。広告の代わりに妖怪ポスターや一反木綿の装飾が掲げられ、 車内放送の代わりにドロドロという効果音のBGMが流れている。極めつけは、これでもかというくらいにクーラーが最強に設定され、 寒いくらいに冷やされていることだ。そんな電車で一路嵐山を目指す。
臨時電車ではあるが、各駅に停車するので途中での乗り降りは自由。中には妖怪電車であることを知らずに乗ってきて不思議な顔をする乗客もいて面白かったが、 残念ながら妖怪の格好をして50円で乗ってきた乗客は1人もいなかった。四条大宮を出て20分ほどで嵐山に到着。


嵐山をゆっくり散策したいところだったが、時間は既に17時。しかも遠くのほうで雷の音も聞こえてきたため、天龍寺を見ただけで駅に戻った。 嵐電名物の駅構内足湯に浸かりながらかき氷を食べ、折り返しの電車でまっすぐ戻ることにした。


予定外だった京都行きのツケが最後になって来てしまった。帰りは飛行機にしてしまったため関西空港に向かわなければいけないが、もう時間がない。 帰りは先得割引でもって飛行機のチケットを格安で手に入れたのだが、京都〜関空の運賃は意外に高いし、おまけに時間もかかる。
四条大宮で下車したらすぐに京都駅に行くバスに乗り込み、京都からは到着した新快速で真っ直ぐ大阪に向かい、大阪で関空快速に乗り換えて空港に到着。 関空到着時には飛行機の出発まで30分を切っていて、本当にぎりぎりセーフという状態だった。
ちなみに帰りの飛行機は、ちょうどこの日に那覇空港で爆発炎上事故を起こしたのと同型のボーイング737-800。 各席にTVを装備した新鋭機ということで楽しみにしていたが、事故機と同型というのはどうもあまりいい気分がしなかったのは言うまでもない。 しかし、別にトラブルもなく羽田空港まで約1時間順調に飛行。
その後も家まで無事に帰宅し、翌朝からいつも通りの日々に戻った。


その他雑記

友ヶ島
紀淡海峡に浮かぶ地ノ島、神島、沖ノ島及び虎島の総称で、現在は無人島となっていますが、沖ノ島はキャンプ場や海の家が設置されたりして観光の島として 整備されています。また、戦前は要塞の島として使われていたことから、その当時の遺構を随所に見ることができます。
加太港からの所要時間は20分程度で、多客期には1時間おきに船が運航されます。


将校住宅跡
赤レンガ造りながらその形は日本家屋そのものという面白い建物です。


将校住宅の便所
ご覧のとおり、ぼっとん便所です。丸い穴に木枠の便器をはめただけの簡単な造りだったようです。


第二砲台跡


いちご電車
 

 

2006年の和歌山電鐵貴志川線発足に伴い、同線のシンボル車両としてデビューを飾りました。 苺の柄の座席や木をふんだんに用いた内装が特徴です。
特に車端は、ベンチ風の座席とテーブルが設置されていたり、連結面に暖簾がかかっていたりとユニークです。

おもちゃ電車
 

 

7月に運行を開始した特別車両第2弾で、先にデビューを飾ったいちご電車も個性的ですが、それ以上に奇抜な内外装が目を引きます。
車内は色々な座席があって面白いです。

猫駅長(たま)&助役(ミー&ちび)
 

 

貴志駅隣接の小山商店で飼われている猫で、三毛猫のたまが駅長、茶トラのミー&ちびが助役として活躍中です。
この日は助役2匹ともこんな調子で、なかなか外には出てきませんでした。

和歌山ラーメン

和歌山といえばラーメン。その名前が全国区になったのは、ご当地ラーメンブームの始まったわずか10年程度ですがその歴史は長く、 市電が走っていた時代に遡ります。その昔、南海和歌山市駅と国鉄和歌山駅を結んでいた市電があり、線路沿いのラーメン屋台が発祥だそうです。
和歌山ラーメンのスープは豚骨醤油ですが、大きく分けると「醤油>豚骨」と「醤油<豚骨」に2分されるそうで、今回入った「幸太郎」は後者に属します。 豚骨というと独特の臭さから敬遠する人も多いですが、豚骨メインと言われる幸太郎のスープでも豚骨臭さはあまりなく、苦手な人でも大丈夫そうです。

龍谷大学の近代建築


和洋折衷の造りが特徴の、1879(明治12)年に建てられた龍谷大学本館(写真左)と、旧守衛所(写真右)です。
本館は、車寄せの柱を始め建物の四隅は石造りに見えますが、実際は木造の建物に石が貼り付けられています。


妖怪電車


京福電鉄(嵐電)で8月17〜26日の間に運転された臨時電車です。 妖怪をイメージした装飾や演出、妖怪コスチュームの乗客は運賃50円など、ユニークなサービスで話題を呼びました。
また、公式サイトには次のように書かれていて笑えました。
「妖怪電車」についてのお知らせ

いつも嵐電をご利用いただきありがとうございます。

一、妖怪の乗車について
ご好評いただいております「妖怪電車」ですが、
テレビや新聞等のメディアで数多く取り上げていただいたこともあり、予想以上の反響を呼んでおります。
この為、ニュース等をご覧になり、ご乗車いただいたお客様から
「妖怪電車」に乗車したところ妖怪が乗車していなかったというお声をいただいておりますので、改めてご案内申し上げます。

ポスター・チラシ等に記載のとおり、「妖怪電車では、妖怪に会えるかもしれません」 ※必ず妖怪が乗車しているわけではありません。

二、妖怪運賃50円について
「妖怪電車」は数多くの妖怪ファンのみなさまに妖怪の扮装をしていただき、
他のお客様にも楽しんでいただけるよう運行しております。これまで「リアルで不気味な妖怪」や
「かわいいお子様の妖怪」など数多くの妖怪さんにご乗車いただき、車内を盛り上げていただいておりますが、
今後も更なる妖怪さんのご乗車をお待ちしております。
※妖怪扮装で運賃が50円になるのは「妖怪電車」のみです。 ※その他の電車では扮装をされていても通常運賃となります。

三、混雑時について
多くのお客様にご利用いただいておりますが、混雑時は乗車制限を行う場合がございます。
出来るだけ始発駅から乗車くださいますようお願い申し上げます。
中間駅では乗車・降車いただけない場合がございます。あらかじめご了承願います。

妖怪電車の運行時間などはこちらのページ

平成19年 8月22日
嵐電 京福電気鉄道株式会社

嵐山温泉「駅の足湯」


駅のホームに設置されているというユニークな足湯です。2004年春に開湯した嵐山温泉の源泉を使用していて、電車を利用しなくても 窓口で利用券を求めれば入ることができます。入湯料は150円で、夏季限定でかき氷(足湯とセットで350円)も同時に食べられます。

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